コラム

社外品モーターで違法級の最速ミニ四駆に改造!?タミヤ以外の超高回転モーターまとめ!

タミヤ社外品の超高回転モーター パッケージイメージ画像
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90年代に大流行し、日本に一大ブームを巻き起こしたミニ四駆。

ミニ四駆では、タミヤ製のパーツを使うことがレギュラレーションで規定されています。しかし、ブームに乗っかり、タミヤ製ではない社外品パーツやコースもたくさん販売されていました。

当時は、家庭用のコースを持っている友達が多かったので、タミヤ公式大会に参加せずとも友達の家で一緒にマシンを走らせて遊ぶことがほとんどでした。

そのときに、友達の間で話題に上がったのが、「違法モーター」と呼んでいた、いわゆる社外品のモーター。

「ドラゴン」や「覇王」など、子供心をくすぐる名前が付けられていたモーターを見たときは、「すげぇ!違法モーターだ!」とテンションブチ上がりでした。

「ブラックマグナムっていう、黒と金色のモーターがあった!」

「あの頃は、他にもたくさんのモーターが売っていたなぁ…」

と、ふとそんな記憶が蘇り、思い出に浸っていました。

そ・こ・で!

本記事では、当時のブームで一躍有名になった、圧倒的な回転数を誇るタミヤ社外品モーターをまとめました!

あなたも、見たり聞いたりしたことがあるようなモーターがあるかもしれません。当時の懐かしさを思い出すきっかけになればと思います!

※本記事で紹介するモーターは、タミヤの公式大会では使用できません。使用する際は、自己責任でお願いします。

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目次

現在も入手可能な社外品モーターの一覧

社外品モーターは、名称と見た目がチョベリグだったので、子ども達に大人気でした。

ここでは、現在も入手可能なモーターをピックアップしてみました。

なお、パッケージに表記された回転数(rpm)順に並べています。

第1位 サンダーボルトプロ【100,000rpm】
第2位 サンダーボルトⅡ【80,000rpm】
同率3位 覇王、駆王、四駆雷神【70,000rpm】

同率6位 黒豹、ガッツ、チャンプ【60,000rpm】

第9位 爆勝【58,000rpm】

第10位 ブラックマグナム【52,000rpm】

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同率11位 必殺、ぶっとび、ドラゴン【50,000rpm】

第14位 闘魂【39,800rpm】

第15位 弾丸【39,000rpm】

第16位 烈風(トルネード)【38,000rpm】

モーター回転数ランキング一覧

サンダーボルトプロ 100,000rpm
サンダーボルトⅡ 80,000rpm
覇王 70,000rpm
駆王 70,000rpm
四駆雷神 70,000rpm
黒豹 60,000rpm
ガッツ 60,000rpm
チャンプ 60,000rpm
爆勝 58,000rpm
ブラックマグナム 52,000rpm
必殺 50,000rpm
ぶっとび 50,000rpm
ドラゴン 50,000rpm
闘魂 39,800rpm
弾丸 39,000rpm
烈風(トルネード) 38,000rpm

MAXで10万回転のサンダーボルトプロ。

タミヤ純正最強のプラズマダッシュモーターでも28,000rpmなので、段違いの回転数を誇っています。

このモーターで立体コースを走らせようとすると、流石に負荷がかかりすぎて、すぐ壊れると思います。ここまで回転数が高いと、フェンスカーなどのフラットコースに特化したマシン専用と言えます。

現在は入手困難な社外品モーターの一覧

現在は入手困難な社外品モーターについても、参考までに製品名と回転数をまとめました。

雷電 75,000rpm
疾風 75,000rpm
サイクロンXX 72,000rpm
マッハZ 63,000rpm
王将 62,000rpm
マッハ鷹 60,000rpm
飛龍 59,500rpm
猛虎 58,500rpm
ゴールドチャンプ 50,000rpm

探せば探すほど、たくさんの社外品モーターが見つかりました。

社外品モーターの5つの特徴

社外品モーターは、ハイパワーゆえにモーター内部に熱を溜めやすかったり、ブラシの摩耗が激しかったりすることが問題でした。

問題解決に向けて各社工夫を凝らしていたため、社外品モーターにはタミヤ純正のモーターにはない独自の特徴を兼ね揃えています。

ここでは、社外品モーターによくある5つの特徴をまとめました。

社外品モーターの5つの特徴
  1. 空冷2穴式
  2. 超強力マグネット使用
  3. スペアブラシ、スペアピニオンギヤ
  4. ニカド電池使用でさらにパワーアップ
  5. 連続走行時間60秒以内

それぞれの特徴について、簡単に解説します。

【特徴①】空冷2穴式

社外品モーターの背面には、大きな丸穴が2つ空けられたものが多くありました。

モーター本体の色やシールもカッコいい見た目になっている中、モーター背面の2つの穴がさらにカッコよさを押し上げていました。

この穴からモーターの中身が見えるので、ミニ四駆少年には堪らないデザインでした。

【特徴②】超強力マグネット使用

モーター内部のマグネットに強力な磁力を帯びたマグネットを使用することで、トルクを向上させていました。

モーターの回転数を上げたり、トルクを上げるには、コイルの巻き数を増やしたりマグネットの磁力を高めたりすることが効果的です。

社外品モーターでは、その手法をいち早く取り入れていました。

【特徴③】スペアブラシ、スペアピニオンギヤ

社外品モーターはハイパワーゆえ、モーターをロックしてしまいブラシがすぐに焼き切れてしまったという方も多いはず。

そのため、社外品モーターには、交換用のブラシが付属しているものがありました。

タミヤ製のプラズマダッシュモーターのようにブラシを交換できたので、とても便利でした。

【特徴④】ニカド電池使用でさらにパワーアップ

少年レーサーは、家にある電池をかき集めてマシンを走らせていたので、マンガン電池やアルカリ電池で走らせていたいう方もいるのではないでしょうか。

タミヤからは充電式のニカド電池が発売されていましたが、当時の子ども達にとっては、充電器と充電池のセットは高級品でした。

しかし、社外品モーターの多くは、「ニカド電池でさらにパワーアップ!」といった文言がパッケージに掲載されていることが多かったのです。

そのため、社外品モーター+ニカド電池の組み合わせは、当時の子ども達の憧れでした。

しかし、当時の心境からすると、高価な充電器を買うお金があるならば、カッコいい名前のモーターを買う方がワクワクしてしまい、結局社外品のモーターを買って友達に自慢することが多かった気がします。

【特徴⑤】連続走行時間○○秒以内

社外品モーターを使ってマシンを走らせると、モーターがめちゃくちゃ熱くなります。

触ると火傷をしそうなくらいの熱さです。

そこで、社外品モーターは、連続で使用できる時間が制限されていました。

連続走行時間60秒以内といった注意喚起や、中には連続走行時間30秒というものまでありました。

それほどまでにハイパワーなモーターなので、もちろんマシンは超速くなるのでとても楽しかったです。

まとめ

タミヤ純正のモーターでは、プラズマダッシュモーターが現時点で最強のモーターですが、今回紹介した社外品モーターは、プラズマダッシュを余裕で凌駕するほどの回転力を誇ります。

ブーム当時は、社外品モーターを搭載した「超四駆」と呼ばれる、めちゃくちゃ速いマシンもありました。

ハイパワーゆえ、公共の場で使用するには周りの方に迷惑をかけないよう注意が必要ですが、仲間内でレースをするときには、あえて社外品モーター縛りの限定レースを開催しても面白いのではないでしょうか。

今回紹介したモーター以外にも「○○という名前のモーターがあったよ!」という方は、コメントやTwitterでぜひ教えてください!

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