自信のあるマシンが出来上がったら、タミヤの公式大会に参加してみましょう!
とはいえ、初めて公式大会に参加するときは、分からないことだらけ。
本記事では、公式大会に初めて参加する方に向けて、公式大会の概要や注意事項をまとめました。
これを読んで、公式大会に初参戦する準備を整えましょう!
目次
タミヤの公式大会とは?
公式大会とは、タミヤが主催している大規模なレースのこと。
ミニ四駆グランプリという名称で、全国各地で開催されています。
主な大会は以下のとおり。
大会名称 | 開催月 |
ニューイヤー | 1月〜2月 |
スプリング | 2月〜4月 |
ジャパンカップ | 6月〜10月 |
ウインター | 11月 |
年間を通して、多くのレースが開催されます。
レース概要
大会のコースは、5レーンコースが使用されます。
5人のレーサーが同時にマシンを走らせ、1位でゴールしたレーサーだけが次のレースに勝ち上がります。
1次予選と2次予選に勝ったレーサーは、決勝参加券を獲得します。
その後も、予選と同じように決勝参加券を獲得したレーサー同士でレースをします。
人数が絞られてきたところで、準決勝、決勝と続きます。
クラス概要
公式大会には、以下の5つのクラスがあります。
- ジュニアクラス
- ファミリークラス
- オープンクラス
- トライアルクラス
- チャンピオンズ
なお、毎年10月頃に開催される『チャンピオン大会』には、オープンクラス優勝者でチャンピオンズとして認定されたレーサーのみ出場資格を得られます。
ここからは、クラス毎の違いを詳しく解説します。
ジュニアクラス
出場資格 | 小学4年生から中学3年生まで ※自分で製作したマシンで出場 |
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参加方法 | 大会当日、受付時間内に直接会場の受付でエントリー |
参加費 | 無料 |
中学生以下のレーサーが出場できるジュニアクラス。
自分でマシンを作ることができればエントリー可能。
中学生以下といえども、ハイレベルな闘いが繰り広げられています。
ファミリークラス
出場資格 | 中学3年生まで ※自分で製作、または共同制作したマシンで出場 |
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参加方法 | 大会当日、受付時間内に直接会場の受付でエントリー |
参加費 | 無料 |
親子で出場できるファミリークラス。
一緒に作ったマシンで参加できるので、お子さんと楽しみながら大会に参加できます。
オープンクラス
出場資格 | 高校生以上 ※事前申し込み制 ※自分で製作したマシンで出場 |
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参加方法 | スマホ:アプリから申込み フィーチャーフォン:Webフォームから申込み |
参加費 | 500円(税込) |
公式大会のメインであるオープンクラス。
毎年10月頃に開催されるチャンピオン決定戦への参加資格を得られるのは、オープンクラスのみ。
チャンピオンズの仲間入りを目指して、ミニ四駆ガチ勢が、全力で優勝を狙ってきます。
トライアルクラス
出場資格 | 高校生以上 ※事前申し込み制 ※自分で製作したマシンで出場 |
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参加方法 | スマホ:アプリから申込み フィーチャーフォン:Webフォームから申込み |
参加費 | 500円(税込) |
2019年のジャパンカップから新設された、ミニ四駆を始めたばかりの方や、初めて大会に参加する方、ミニ四駆を楽しみながら参加したい方向けのトライアルクラス。
ガチ勢ほどの改造はしていないけど、自分の好きなマシンで大会に参加してみたい!という方にぴったりのクラスです。
チャンピオンズ
出場資格 | チャンピオンズ認定者 ※自分で製作したマシンで出場。 |
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参加方法 | 大会当日、受付時間内に直接会場の受付でエントリー |
参加費 | 500円(税込) |
オープンクラスの優勝者だけが参加できる、チャンピオンズ。
オープンクラスで優勝するとチャンピオンズに認定され、チャンピオンズ期間中はチャンピオンズクラスにのみ参加できます。
オープンクラスで優勝する実力を持ったレーサー同士のガチバトルが繰り広げられます。
公式大会に参加するには?
公式大会に参加するために、まずは大会への申込みが必要です。
ジュニアクラス、ファミリークラス、チャンピオンズは当日、会場でエントリー可能です。
オープンクラス、トライアルクラスは事前申し込み制となります。
タミヤ公式アプリ『TAMIYA PASSPORT』から申込み可能です。
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アプリの通知をONにしておくと、受付が開始されたときに通知が来るので、通知は忘れずONにしておきましょう。
申込みの際、個人またはグループでの申込みが可能です。
グループで申込みする場合は、代表者が登録するとグループIDが発行されます。
このグループIDを友達に教えて、友達が申し込むときにグループIDを入力することで、グループでの申込みが完了します。
大会によっては、個人での申込みだけに制限されることもありますので、受付ページで確認しておきましょう。
なお、申込み多数の場合は抽選となります。
当日の注意事項
当選したら、あとはレースに参加するのみ。
まずは、会場でチェックインをします。
チェックインの時間は大会によって異なります。
時間を過ぎると当選していてもエントリーできなくなるので、時間は良く確認して余裕を持って会場に向かいましょう。
チェックインでは、アプリの受付け画面を立ち上げておきます。
チェックイン画面は、マイページから立ち上げられます。
受付場所に近づくと、ブルートゥースを受信して自動的に画面が切り替わります。
切り替わらない場合は、受付け近くに用意されたQRコードを読み取って、チェックイン画面を立ち上げましょう。
なお、オープンクラス、トライアルクラスに参加する場合は、チェックインの際に参加費として500円が必要です。
チェックインをスムーズに行うためにも、参加費は事前に用意しておきましょう。
レース前の準備
受付けでエントリーシートを受け取ったら、エントリー番号を確認します。
レースが開始すると、エントリー番号が呼ばれます。
100番単位で呼ばれ、該当する番号が呼ばれたら車検に行きましょう。
なお、会場には、ピットエリアが用意されています。
車検までの間に、マシンの最終調整をしておきましょう。
ピットエリアでは、レジャーシートがあると便利です。
車検
エントリー番号が呼ばれたら、車検に並びます。
車検でマシンを確認してもらい、問題がなければレースに出場できます。
車検は、ミニ四駆公認競技会規則に従って行われます。
なお、改造が規則に準じていても、コースを傷つけるような改造や、レースを運営するスタッフが怪我をする恐れのある改造では、車検を通れません。
シャーシ底面にビスを取り付ける場合は皿ビスにしたり、ビスやシャフトがむき出しになっている場合はゴム管を装着しておきましょう。
特に、ホイール貫通のような改造ではシャフトがむき出しになっているので、安全確保のためにゴム管は必須です。
なお、車検が終わったら、レースが始まるまでにマシンをセッティングすることはできません。
電池を入れる向きには要注意です。
車検に通ったら、エントリーシートにチェックをしてもらうとともに、マシンにコース番号のシールを貼ってもらいます。
あとは、スタッフの誘導でレース開始を待つのみ!
レースの注意事項
レースは、5人1組で行われます。
車検で貼ってもらったコース番号のレーンに向かい、スイッチを入れてマシンを準備。
シグナルに全神経を集中させましょう。
シグナルが赤から青に変わったら、マシンを離してレース開始!
自分が自信を持って組み上げたマシンを信じて、レースを見守りましょう。
1位でゴールしたレーサーだけが、次のレースに勝ち進みます。
1位でゴールしたら、スタッフにエントリーシートを渡して、2次予選に使うエントリーシートと交換してもらいます。
なお、1次予選と2次予選では、レース後のマシンはスタッフが回収してくれます。
決勝参加券でのレース以降は、自分のマシンは回収エリアから回収することになるので、スタッフの説明をよく聞いておきましょう。
まとめ
公式大会は、一人で参加するレーサーもいれば、仲間と参加するレーサーもいます。
初めて参加する場合で、且つ一人で参加するときは特に緊張すると思いますが、心配することは何もありません。
まだ公式大会に出場したことのない方も、勇気を持って参加してみましょう。
大会に参加することでミニ四駆がさらに楽しくなること間違いなしです。
何より、ミニ四駆が好きな人が大勢集まる大会だからこそ、大会で知り合ったレーサーと友達になることもできます。
レーサー仲間が増えれば、よりミニ四駆が面白くなります。
レース参加者が増えて大規模な運営になりながらも、レーサー同士が繋がる機会を設けてくれているタミヤさんには感謝です。