先日、以下のツイートをしました。
✅MAシャーシのAパーツ改造方法
ブレーキスポンジを使って、モーターと電池をガッチリ固定できる方法です。
ブレーキスポンジを小さく切って貼るだけですが、これだけでロスを減らせます。
モーターカバーは2mm、電池ホルダーは1mmのブレーキスポンジを使っています。#mini4wd #ミニ四駆 pic.twitter.com/a43x08xIlF
— マスキチ@ミニ四駆改造アカデミー (@Mini4WD_Academy) September 25, 2019
ミニ四駆の心臓部とも言えるモーターと電池をシャーシにしっかりと固定することが、パワーロスを防ぐ第一の方法です。
本記事では、このツイートを深掘りし、MAシャーシのモーターと電池をガッチリ固定する方法を詳しく解説します。
やり方は至って簡単。
MAシャーシのAパーツにある加工を施すだけ。
これを読めば、MAシャーシのモーターと電池を固定できる方法が分かります。
では、まいります!
目次
MAシャーシのモーターと電池を固定するポイントと必要なもの。
MAシャーシのモーターと電池を固定するポイントがこちら。
- 2mmと1mmのブレーキスポンジを使う。
やり方はとても簡単です。
MAシャーシのAパーツに、ブレーキスポンジを貼るだけ。
- ブレーキスポンジセット
モーターや電池を固定する理由。
立体コースでは、スロープなどでマシンがジャンプした後、着地のときにマシンが衝撃を受けます。
そのときに、モーターがしっかり固定されていないと、モーターがズレることでピニオンギヤの位置がズレてしまいます。
言うまでもなく、モーターは駆動を生み出す大元です。
ピニオンギヤの位置がズレてしまっては、モーターのパワーを各ギヤに伝えることができなくなります。
そのため、モーターをシャーシにガッチリと固定さる必要があるのです。
電池を固定する理由も同じく、着地の衝撃でズレたり外れたりすることを防ぐためです。
続いて、モーターと電池を固定する方法を詳しく解説します。
【MAシャーシのモーターを固定する方法】モーターカバーにブレーキスポンジを貼る。
MAシャーシのモーターは、Aパーツをモーターに被せることで固定されます。
ただ、普通にAパーツを取り付けるだけでは、少し遊びがあるのでモーターをガッチリ固定できません。
そこで、Aパーツのこの部分に2mmのブレーキスポンジを小さく切って貼ります。
このブレーキスポンジが、Aパーツを取り付けたときにモーターとAパーツの間に挟まれることで、モーターを上からガッチリと押さえつけてくれる役目をするのです。
モーターのエンドベル側Aパーツの豆知識。
2018年に、モーターのエンドベル側Aパーツの形状が変わりました。
✅新型・旧型比較
以前のものは、Aパーツをモーターに取り付けるときに、固すぎて上手く付けられないという事象が発生していました。
そこで、今の形状になったのですが、以前のものと比べてモーターの固定が甘くなっています。
✅新型アップ写真
これは、モーターを支える点が変更されたことによるものと思われます。
✅新型・旧型支点写真
✅新型支点アップ写真
✅旧型支点アップ写真
新形状のAパーツはモーターの固定が甘いので、より確実にモーターを固定する必要があります。
【MAシャーシの電池を固定する方法】モーターカバーと電池ホルダーにブレーキスポンジを貼る。
次に、電池を固定する方法です。
モーターの固定と同じく、電池の固定にもAパーツにブレーキスポンジを貼ります。
まずは、モーターカバーの電池を押さえる箇所に、小さく切った2mmのブレーキスポンジを貼ります。
さらに、電池ホルダーにも小さく切ったブレーキスポンジを貼ります。
これで、シャーシに取り付けたときに電池をガッチリ固定できます。
MAシャーシにおける電池ホルダーは、モーターカバーを固定する役目も担っています。
ただ、電池ホルダーに付けるブレーキスポンジに厚みがあると、シャーシに取り付けたときにモーターカバーから浮いてしまい、押さえつける力が弱くなります。
そのため、電池ホルダーに使うブレーキスポンジは、1mmのブレーキスポンジを使用しています。
1mmのブレーキスポンジならば、電池ホルダーが浮き上がる心配もありません。
まとめ
- モーターと電池を固定することでパワーロスを防ぐ。
- 固定には2mmのブレーキスポンジを使う。
- 電池ホルダーのみ、1mmのブレーキスポンジを使う。
Aパーツにブレーキスポンジを貼るだけで、モーターと電池をガッチリ固定できます。
ミニ四駆の基本となる動力のロスを防ぐことで、マシンの速度を上げましょう。
以上が、『MAシャーシのAパーツを加工してモーターと電池を固定する改造方法を紹介。ロスを減らして速度を上げる。』でした!