『MSフレキを作ってみたいけど、どんな治具や工具を使えば良いのかが分からない。』
この疑問を解決します!
本記事では、MSフレキを作成するうえで便利な治具や工具をまとめました。
MSフレキって、フライス盤やボール盤が必要だと思われている方もいるかと思いますが、実はそんなことはありません。
フライス盤やボール盤がなくても、治具やお手軽な工具を使えばMSフレキを簡単に作ることが可能です。
さらに、治具を使うことで加工精度も上がるので、毎回同じようにMSフレキを作ることができます。
これを読めば、MSフレキを簡単に作成できる便利な治具や工具が分かります。
では、まいります。
目次
MSフレキを作成するためのおすすめ治具一覧。
MSフレキを作成するためにおすすめの治具がこちら。
それぞれの治具を、加工の用途別に紹介していきます。
センターシャーシの切断に必要な治具。
まずは、センターシャーシを切断します。
おすすめの治具は、SIG.WORKSから販売されている『MSカッティングガイド』です。
このガイドは、タミヤの薄刃クラフトのこが入る溝が切られています。
この土台にセンターシャーシを載せて、溝にクラフトのこを入れるだけで、簡単にセンターシャーシを切断することができます。
フロントとリヤユニットの加工に必要な治具。
フロントとリヤユニットは、バネ受けとなる5.5mmの穴を空けることが難関です。
この加工には、汐見板金から販売されている『MSフレキ バネ受け加工 ドリリングプレート』がおすすめ。
この治具で、フロントとリヤユニットの穴を5.5mmに空けることができます。
さらに、ガイドが付いているので、ユニットの掘り下げも同じ深さまで掘ることができるのです。
バネ受け加工は、左右の穴の深さが違うとそれだけでフレキの挙動も変わってきます。
この治具で、左右同じ深さに穴を掘れるのでおすすめです。
垂れ下がり防止ステーの加工に必要な治具。
MSフレキには、フロントとリヤのユニットをセンターシャーシに取り付けた際に、垂れ下がりを防止するステーが必要です。
カーボンプレートやFRPプレートで、垂れ下がり防止のステーを作るときにおすすめの治具が、汐見板金から販売されている『たれ防止ステー作成用 ドリリングプレート』です。
カーボンやFRPを、このプレートに沿ってカットしてヤスリがけするだけで、垂れ下がり防止ステーが簡単に作成できます。
加工するプレートは、スーパーXシャーシ カーボンリヤローラーステーや、スーパーXシャーシ FRPローラーステーなど、様々なプレートに対応しています。
MSフレキを作成するためのおすすめ工具一覧。
MSフレキは、ここで紹介した治具の他にも、バンパーカットやリヤユニットを削ったりする加工が必要です。
そこであると便利な工具がこちら。
それぞれ、詳しく紹介します。
シャーシの加工に必要なルーター。
今やMSフレキに限らず、ミニ四駆の加工に必須と言っても過言ではない工具が、ルーターです。
シャーシを切断するときには、ルーターがあると無いとでは、加工にかかる時間が全然変わってきます。
おすすめのルーターは、『プロクソン ミニルーター』です。
ほとんどのミニ四レーサーが、このルーターを使っていると思います。
USB充電式のミニルーターもありますが、充電中は使えなかったり、電池が減ってくるとパワーも落ちたりと、加工するうえで色々と不便になります。
プロクソンミニルーターなら、コンセントから電源を取れるので、急な充電切れもありません。
さらに、プロクソンミニルーターなら、使うときに回転数の調節が可能です。
USB充電式のルーターは、3段階調整などの機能もありますが、無段階で回転数を調節できるルーターのほうが、加工するパーツに合わせて回転数を調節できるので何かと便利です。
ルーター加工時にゴミの飛び散りを気にせず作業できるボックス。
ルーター加工の際につきまとう問題が、ゴミ問題です。
ミニルーターと言えども、加工するときにゴミが飛び散ります。
特に、カーボン加工ではカーボンの削りカスがたくさん飛び散るので、マスクをしないと口や鼻に入って健康にも悪影響です。
そこでおすすめなのが、『WAVE ルーター作業ボックス』です。
このボックス、左右から手を入れてボックスの中でパーツを加工できる優れもの。
手を入れる穴には防塵カバーを付けられるので、パーツの加工時にゴミが飛び散ることもありません。
家の中でパーツを加工するときにとても重宝しています。
切れ味が良く先が細いニッパー。
フレキ加工で一部をざっくり切り落としたいときや、ユニットの加工で狭い部分の切り落としに便利なのが、『タミヤ 薄刃ニッパー』です。
このニッパーは、切れ味がとても良いうえに先が細くなっているので、細かい部分の加工にとても役立ちます。
太いニッパーでは、想定している部分以外も切り落としてしまうことがありますが、このニッパーならその不安もありません。
バリを落とせるデザインナイフ。
治具を使ってシャーシを切断したときには、バリが残っています。
このバリが残っているだけで、フレキの挙動にも大きく影響します。
そこで、バリを取るために使う工具が、『タミヤ モデラーズナイフPRO』です。
デザインナイフを使って表面を綺麗に仕上げることで、バリを綺麗に落とすことができます。
まとめ
これまで、MSフレキを作るには、加工技術が必要とされてきました。
でも、今は加工のサポートをしてくれる治具がたくさん発売されています。
治具を上手く使えば、MSフレキの加工をより簡単に、しかも精度も高く作ることができるので、とても便利です。
MSフレキに挑戦してみたいという方は、ぜひ今回紹介した治具や工具を使ってみては如何でしょうか。
以上が『MSフレキの作成に便利な治具や工具まとめ!これを揃えば、誰でも簡単にMSフレキを作ることができる!』でした!