ミニ四駆グランプリ2018スプリング大会のステップサーキットが発表されました!
それぞれのセクション紹介と攻略方法を考察します。
目次
セクションまとめ
今回のステップサーキットで採用されるセクションは、以下のとおりです。
- ドラゴンバック
- Breezing”S”
- SPRING Turbulence
- Vortex Changer
- U-turn
それでは、各セクションを細かくみていきましょう。
ドラゴンバックについて
スタート直後に待ち構えるこのドラゴンバックは、1枚着地で30°バンクに入ります。
前回のビギニングハンターサーキットでは、ドラゴンバック直後にコーナーがあったため、飛距離が出すぎてコースアウトするマシンが続出しました。
今回はドラゴンバック後に30°バンクがあり、前回とセクションの繋ぎ方が似ていますが、実は違いがあります。それは、繋ぎがバンクだということです。
ビギニングハンターサーキットでは、以下のように繋がれていました。
ドラゴンバック→ストレート→コーナー
ステップサーキットでは、以下のような繋ぎになっています。
ドラゴンバック→ストレート→バンクアプローチ→コーナー
今回のコースは、バンクアプローチがコーナー前に入っているため、ドラゴンバックからのストレートの距離が多少長くなっています。
このことから、ビギニングハンターサーキットよりはドラゴンバックのジャンプでコースに入る確率は高く感じます。
Breezing”S”について
30°バンクから180°ターンが2回続くセクションです。
ここは、ドラゴンバックの着地が入れば、特にコースアウトを気にする必要はないセクションです。
しかし、コーナーが多いため、スピードを落とさないで走りきることが重要なポイントです。
SPRING Turbulence
45°バンクや20°グライドバンクに続くセクションです。
45°バンクは、前のBreezing”S”セクションでスピードがあまり乗らないまま突入するため、このバンクでブレーキが効きすぎると、よりマシンが減速してしまいます。
20°グライドバンクは、ビギニングハンターサーキットでもありましたが、敢えて対策を取る必要はないでしょう。
Vortex Changer
新セクションのVortex Changerです。
走行動画を見ると分かりやすいのですが、登り勾配のアプローチにひねりが加わり、その後に90°ターン、そして下り勾配にもひねりが加わっています。
このセクションのアプローチは30°です。
ここは、登り勾配+イン側へのひねりがあるため、コースアウトのリスクを下げてくれています。そのため、敢えて対策の必要性はないでしょう。
それよりも、レーンチェンジ以外のレーンに注目です。
SPRING Turbulenceの20°グライドバンク以降、ストレートを多く挟むフラットコースです。ここで、速度負けしてしまわないようにすることが重要です。
U-turn
最後のセクションは180°コーナーです。
ここは、フラット部分で上げた最高速のまま、全速力で駆け抜けましょう!
コース攻略のポイント
今回のステップサーキットは、高速コースです。特に、後半のセクションで速度負けしないように、最高速重視のセッティングが必要です。
そして、一番の難所はスタート直後のドラゴンバックです。
1週目は速度に乗っていないため、特に問題ありませんが、2週目以降は最高速でドラゴンバックに入ります。
その先にバンクアプローチがあるとはいえ、飛距離を伸ばしすぎるとコースアウトのリスクが高まります。
そのため、ドラゴンバックで飛距離を抑えて、いかにマシンをコースに入れていくかが、コース攻略の鍵となります。
これらのことから、ステップサーキットでのセッティングのポイントは、ジャンプの飛距離を抑えたスピードセッティングと言えます。
ジャンプの飛距離を抑える
ジャンプの飛距離を抑えるためには、ローフリクションタイヤ(マルーン)が効果的です。
特に、リヤタイヤのグリップを下げることで、ジャンプの飛距離を抑えることが出来ます。
詳しくは、ローフリクションタイヤの特徴とメリット、デメリットをご覧ください。
スピードセッティング
ますば、コース全体を前半と後半に分けてみます。
すると、前半はコーナーの多いテクニカルフラットコース、後半はストレートの多いスピードフラットコースに分けられます。
後半は勝手にスピードに乗るため問題はないですが、問題は前半部分です。
コーナーとバンクが多く、なかなかスピードに乗ることが出来ません。特に、フラットのコーナーでグリップを効かせすぎると、全くスピードに乗ることが出来ません。
そのため、ここでもグリップ力の低いローフリクションタイヤが活躍します。
タイヤのグリップ力を抑えることで、コーナーを速く走り抜けることが出来ます。
詳しくは、タイヤのグリップ力を変えてコーナースピードをアップさせる方法をご覧ください。
なお、毎回頭を悩ませるブレーキセッティングですが、今回のコースにおいては、ノーブレーキでスピードを落とさず、いかにドラゴンバックを攻略するかで勝負が決まるのではないでしょうか。
まとめ
- ステップサーキットは高速コースのためノーブレーキでスピードを落とさない
- ドラゴンバックで飛距離を抑えることがコース攻略の鍵
- ジャンプの飛距離を抑えたスピードセッティングにはローフリクションタイヤがおすすめ
今回のステップサーキットは、スピードコースになりました。
これまでは立体コースメインのため、MSフレキが優位に立つことが多くありましたが、今回のコースでは軽いVSシャーシが優位に立つかもしれません。
今回の考察を参考にして頂ければ幸いです。皆で予選突破を目指しましょう!