オールアルミベアリングローラーのメリット、デメリットについて

aluminum-rollers-advantage-disadvantage

スポンサードリンク




公式大会に参加しているマシンの多くは、オールアルミベアリングローラー(以下、オールアルミ)を使用しています。

なぜオールアルミが人気なのか、オールアルミを使うとどのようなメリット、デメリットがあるのかを紹介します。

スポンサードリンク



オールアルミベアリングローラーとは

オールアルミとは、その名のとおり外周まで全てがアルミでできている、19mmサイズのベアリングローラーです。

ローラーの中心には520ベアリングを搭載しており、520ベアリングのメンテナンス次第では1分近く回すことができます。

ローラー自体の厚さも厚すぎず薄すぎず、コーナーでのマシンの安定性を向上させることができます。

オールアルミのメリットはコースの段差に対する安定性が高いこと

コースの段差とは、コース繋ぎ目のことを指します。

特に、タミヤの公式大会5レーンコースでは、コースの段差が多くあります。なぜなら、5レーンは3レーンのように各セクションを爪でしっかり繋ぎ合せているわけではなく、各セクションを単に置いて繋いでいるためです。

そのため、コースの設置状況により、セクション同士に段差が生じていることがあります。また、設置されたコースをマシンを走る度に、その衝撃により少しずつズレが生じていきます。

これが、コースの段差が生じる原因です。そのうえで、ローラー径の違いによる現象を考えてみましょう。

小さい径のローラーでは、コースの段差で受ける衝撃が大きくなります。

自転車のタイヤを想像してみてください。

自転車で段差を超えるとき、小さいサイズのタイヤでは衝撃が大きく、大きいサイズのタイヤでは衝撃が少ないと思います。

これと同じことが、マシンでも起こります。

ローラーのサイズが小さいと、コース繋ぎ目の段差で大きな衝撃を受け、マシンが減速します。逆に、ローラーのサイズが大きいと、段差から受ける衝撃も小さくなり、少ない減速で通過できます。

これが、オールアルミのメリットです。

コースの段差に強いことから、公式大会の5レーンでの使用率が高く、とても人気があります。

公式大会5レーンとJCJC3レーンの違いとは?材質や組み立て方、セッティングについて

2018.01.04

オールアルミのデメリットはコースへの食いつきが少ないこと

オールアルミは、ローラー側面の角が丸くなっています。これがコーナーでどう影響するのか考えてみましょう。

例えば、2段アルミベアリングローラーのように、角が立っている=エッジがあるローラーのほうが、コースへの食いつきが良くなります。

オールアルミでは、2段アルミベアリングローラーなどに比べて、コースへの食いつきが少なくなります。

3レーンのコースはコース自体の素材が柔らかいため、ローラーがコース壁面にぶつかるとコース自体が歪みます。その歪みがマシンの安定性を下げ、コースアウトにつながります。

エッジがあるローラーであれば、この歪みが発生したときにしっかりコース壁面に食いつき、スラストが効いてコースアウトを防ぎます。

これが、オールアルミがコースへの食いつきが少ない理由です。

しかし、コースへの食いつきが少ないことが悪いことではありません。

エッジが効いているとその分、コース壁面に食いつくように走るため、コーナー速度が遅くなるデメリットもあります。

あえて、オールアルミのようにエッジが少ないローラーを使ってコーナースピードを上げることもできます。

コースレイアウトやマシンの安定性によって、どのくらいエッジのあるローラーを使えば良いかを判断してみてください。

オールアルミとプラリング付アルミベアリングローラーの違いについて

2018.03.20

まとめ

  • オールアルミはコースの段差から受ける衝撃が小さく、減速しづらい
  • エッジが少ないため、コース壁面への食いつきが少ない
  • コースレイアウトやマシンの安定性に合わせてローラーを選択する

オールアルミは見た目がとても格好良く、マシンを引き立てます。

公式大会では特に必須のローラーと言っても過言ではありません。

マシンのスピードと安定性を両立するうえでの判断材料にしてみてください。

スポンサードリンク



関連記事とスポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です