『MAシャーシにスラダンやピボットを乗せるときに、MSシャーシのようにフロントアンダーを平らにしたい…』
この疑問を解決します。
本記事では、MAシャーシのフロントアンダーを平らに加工する方法を紹介します。
これを読めば、MAシャーシのフロントアンダーをMSシャーシのように真っ平らにすることができるとともに、ブレーキセッティングの幅が広がります。
では、まいります。
目次
MAシャーシのフロントアンダーは角度がついている。
MAシャーシのフロントアンダーには、最初から角度がついています。
一方で、MSシャーシのフロントアンダーは真っ平らです。
MSシャーシにスラダンやピボットを載せるときは、土台を平らにつけることができますが、MAシャーシでは土台がアッパーになるので、単純に載せるだけでは同じようになりません。
ちなみに、あえてアッパーのまま土台を使う方法もあります。
アッパーのまま土台をつけて、その下にブレーキを貼るとバンクスルーできるブレーキセッティングができます。
その場合は、アッパーの土台にスラスト調整プレートを載せたりして調整しましょう。
ここからは、MAシャーシのフロントアンダーを平らに加工する方法を紹介します。
MAシャーシのフロントバンパーを平らに加工するときに必要なもの。
まずは、MAシャーシのフロントバンパーを平らに加工するときに必要なものを紹介します。
- MAシャーシ
- 両面ダイヤモンド砥石
必要なものはたったこれだけ。
MAシャーシのフロントバンパーを平らに削る方法。
MAシャーシのフロントバンパーを平らに削る方法は、とても簡単。
ダイヤモンド砥石の端を使ってシャーシの底面を削るだけです。
平らにしたい部分だけをダイヤモンド砥石に載せて削っていくだけで、やがてこのような形に削れます。
写真では、幅を広く削っているのでこのままではギヤが露出してしまい、レギュレーション違反になります。
もっと狭く削るか、マルチテープなどで穴を塞げば問題ありません。
ダイヤモンド砥石の使い方については、こちらの記事で詳しく解説しているので、併せてご覧ください。
MAシャーシのフロントアンダー加工後の写真。
MAシャーシのフロントアンダーを削った後は、MSシャーシと同じように、まっすぐ土台を取り付けることができます。
これで、スラダンやピボットを載せることができますね。
ちなみに、この土台を取り付けてからでも、バンクスルーできるブレーキを貼れるような加工もできます。
フロントアンダーを平らにすることでブレーキセッテイングの幅が広がりますので、ぜひ試してみてください。
まとめ
今回のような加工は、フライス盤やボール盤が必要なイメージがありますが、そんなことはありません。
やり方次第で、フライス盤やボール盤と同じような加工ができますので、ぜひチャレンジしてみてください。
年末には、フルカウルミニ四駆25周年を記念した『サイクロンマグナムメモリアル』や、新色のスモークMAシャーシを搭載した『ヒュンダイWRC』の発売が予定されているので、楽しみですね。
以上が、『MAシャーシのフロントアンダーを平らに加工する方法!ブレーキセッティングの幅が広がります。』でした!